幸せになるために、私は、あなたと離婚したいのです。

約束を守らない夫と離婚した話

モラ夫は要らない

かなさん(2020年3月11日投稿)

結婚をしてから別々の生活

結婚直後から単身赴任で別々の生活をしていた夫婦でした。

単身赴任はお互い了承した上で、夫が私の所へ休みに帰ってきてました。
結婚から半年ほど経ち、結婚式の前後頃から夫は少しずつ小さな約束を忘れることが目立ってきました。それから徐々に自分で約束したことも守れなくなってきたので、

「自分で決めた約束は忘れないように気をつけて欲しい」

と何度か伝えていました。
その度に夫は笑って謝るのですが、約束を破る頻度は増えてきました。

それと共に、夫は普段住んでいない私の家の物を勝手に整理し始め、物が見つからないことや庭の植物を抜かれたりすることも増えてきました。

そんな中、私の妊娠が発覚し、その頃に夫の赴任先の異動が決まりました。
「単身赴任手当を貰いたい」と、その頃より言い始めましたが、同居期間がなく手当の対象外。そのことを伝えると

『住民票を自分のところに移して同居したことにすれば良い』

と夫は言い出し、私はそれに反対。
何となく、勝手に住民票を移されるのではないかという危険を感じ、検診もあるので勝手に変えないよう伝えました。夫は笑っていたので、

「これまでも約束を破ったりしていたので住民票に関して勝手をすれば離婚をします」

と、伝えました。
元夫は笑って『分かった』と言っていました。

移されていた住民票とDV

妊娠中期に異動となり赴任先が遠くになった夫。

切迫で実家で殆ど過ごしていた私ですが、夫が帰ってくると言えば自宅に戻り食事などは作れないため外食してもらっていました。一応の生活の落ち着きは見せていたのですが・・・

臨月前、保健所より電話が。
元夫は単身赴任先異動の前に私の住民票を勝手に変えている事が発覚しました。
変更の日付は私が約束を念押しし離婚を考えると伝えた翌日でした。

すぐに事実確認を夫にすると電話がありました。

『あ、バレた??(笑)』

私との約束はバレなければいい程度のものなんだなぁと怒りとも悲しみともつかない虚しさを感じ「離婚します」と伝えました。それから1週間後に来た夫のメールには『よく考えたけど離婚はしない』と書かれていました。

出産直前にもかかわらず、弁護士を探し始めましたが、良い弁護士からの返事はもらえないまま出産。夫はきちんと話をしに行くと言ってましたがなかなか来れず、産後にやっと顔を合わせました。産後しばらく実家で一緒にいましたがなんの話もなく。

赴任先に戻る際に『じゃ、またねー』と出ていったため、しばらく連絡を待ちましたがなんにも音沙汰無いため再度離婚する旨を伝えました。

その返事が、

『落ち着いてないみたいだから殴って落ち着かせてあげるね』

子供への母乳は出なくなりました。

その発言がDVに当たることを伝え、もう1体1で話は出来ないことを伝えたところ、『その言葉だけ取ればそうかもしれない』とだけ返ってきました。
埒が明かないため、夫が実家に来て話し合うことになりました。

両親に子供を見てもらい、別部屋で話をしましたが、ただ泣いて『離婚したくない』としか言わない夫。とにかくこれ以上信用はできないので自宅の鍵を返すよう伝えると『繋がりが欲しいから持っておきたい』と繰り返すので、再度返却するよう伝えて何とか返してもらいました。

私は、「離婚をするか、離婚してるのとおなじ生活をするか決めて欲しい。離婚しないなら今までと同金額の生活費を入金して欲しい。ただ今までと同じ生活はできない」と伝えたら、『離婚しない方で』と言い帰っていきました。

そこから生活費の振込はありませんでした。

離婚届を郵送して離婚調停に

春になり、子供が保育園に入ったところ、かなりの保育園費用がかかってきました。私は、当初の話がキチンと守れていない事を夫に伝え、離婚届を郵送しました。

すると珍しく夫から郵送で返事が来ました。

内容は【離婚に応じる。自分に慰謝料を払え。結婚式費用を払え。養育費は払わない。この条件を飲むなら離婚してやる】というもの。

即座に弁護士を雇いました。

その後は、弁護士がやり取りをしてくれてましたが、全く話にならず離婚調停に。私には子供がいるため電話調停でした。反対していた夫は調停初回は参加せず、あとの2回は参加。

夫の言っていることは郵送の内容と変わっておらず、【妻は浮気をしていたから子供は自分の子ではない。鑑定をしろ】といった主張が加わったものでした。

調停員の人の話に返事は良いものの全く話が進まないため3回で調停は終了。
裁判に移ることになりました。が、調停最後に夫は・・・

『弁護士さんお疲れ様でした。あとは2人で協議していきますので。妻が話を避けても職場も知ってますので』と朗らかな声で話をし始めたのです!

弁護士の勧めで警察相談をかけました。

警察の介入

今までの経緯を話し、調停の事を伝えると、警察は積極的に動いてくれました。

調停終了して1ヶ月ほどして役所から連絡があり、夫が郵送にて離婚届を提出しているが不備があるとの事でした。以前渡していた離婚届を勝手に出そうとしたようです。

役所に、調停をしていて離婚がまだ決まっていないことを伝えると、提出された離婚届けについて”法務局へ行き話をしてもらうことになる”と。結局、私が事情を説明に行き、離婚届は差し戻しになりました。

そうしているうちに裁判も始まりました。

裁判初回で裁判官からは”離婚には応じているので夫の主張している慰謝料や財産分与の件は夫から別で調停を立ててください”とあり、養育費を裁判所が決めて離婚が決まりました。私は、離婚の書類をすぐに提出。

その数日後、実家にいた私の元に元夫が現れたのです!

即座に警察を呼びました。
元夫は警察から注意をされ、私は生活安全課から交際拒否通知を渡すことを勧められました。交際拒否通知を渡すと、突然、”面会交流の話が出ている”と警察より伝えられました。

「面会交流には応じるが、約束をきちんと決めてでないと何をされるか分からない」と話すと、警察より調停を立てるよう元夫に話をしてくれました。

いつまた現れるかわからない恐怖

その後は私に直接連絡は無いものの、弁護士へは脅迫めいたメール等を送っていたようです。面会交流の話は出てたようですが全く調停を立てる様子もなく、今はそのまま置いている状態です。

結局、元夫は弁護士をつけることなくいるので意味不明な主張を誰も間に入れることなく繰り返していたようです。

一応の終わりを見せてはいますが、
いつまた来るか分からないまま日々過ごしています・・・。

カサンドラ
カサンドラ

怖い思いをされましたね・・・。
かなさん自身の感情描写がないことが、その描写をしたくなかったほど怖かったのだろうなとお察しします。

えに
えに

かなさんの注意にも悪びれた様子を見せなかったモラ夫。

悪いと思っていなかったのでしょう。

度重なる勝手な行動と話し合えない状況

かなさんの徒労感は相当なものだったと思います。

コメント

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