しずくさん(2020年3月9日投稿)
二人目妊娠中、突然の離婚話
不仲ながらも、第二子を妊娠し、私は二人で子供を育てていく事に疑いはありませんでした。
しかし、突然の離婚話
切り出されたのは妊娠がわかって数週間後、子供を寝かし付け終わった私がリビングに行くと、夫は一言「 離婚しよう」と。
「 二人目が出来て、俺これ以上お前を支えきれない。子供も育てられないわ」
「でも、上の子の親権は俺がもらうから」
「二人目は早く堕ろしてね」
「離婚後も俺の再婚話があるまでは普段通りに過ごしてよ、子供のために」
夫の、あまりの身勝手さに頭が真っ白になりました。
命を何だと思っているのか。
籍だけ抜いて、その後も母親として、妻として振る舞えと。
悩みながらも産みたい気持ち
それから一週間ほど、妊娠初期にも関わらず食事もうまく取れず、子供の前で笑おうにもうまく笑えず、10 kg 痩せました。
産婦人科の先生が驚くほどの衰弱。
すぐに切迫流産の診断が出され、絶対安静になりました。
私とは何の話し合いもしない夫でしたが、私の両親には早々に離婚をする予定だ、と話しに行きました。
異変を感じた母が、夫が勤務中で不在の間に家に来て、そこで初めて私が妊娠している事を伝えました。母は、私が悩みながらも産みたいと思っている事を受け入れてくれ、私と長子は実家に戻り静養する事となりました。
支離滅裂な夫の言動
離婚に向けて一方的に親権を取ることができ、私のお腹の子供を堕ろし、私を奴隷として扱えると信じて疑わなかった夫。
別居後から執拗に「二人で話ができてない」「このままでは離婚届に判は押せない」「産むのなら離婚はしない」等、理解に苦しむ主張ばかりしてきました。
父から、夫に対し「あなたの言っていることは支離滅裂で理解できない」「娘は妊娠している。切迫流産と診断され何が起こってもおかしくない。」「離婚はするが、弁護士をこちらは立てる」と伝えました。
それでも、再三私に直接連絡するなというのを無視して連日長文のメールが届いたり、遂には自殺未遂まで。
精神的にも限界で、お腹の子供を守るためにも一刻も早く離婚したいと思い、弁護士を探し相談を始めた頃…
家裁から届いた申立書
突然家庭裁判所から、審判の申立書が送られてきました。
【子の引き渡し審判、監護者指定、保全処分】
私が妊娠している事を知りながら、
私がいかに母として、人として駄目なのか、自分がどれほど優れていて長子の成長に不可欠か・・・逆に言うと、私や私の家族の元から、一刻も早く「救い出す」必要があるか が、20枚以上に渡る書類につづられていました。
写真、日記など私の個人的なものも晒され、家族も含め私は糾弾されたのです。
そこに、第二子の事は触れられていませんでした。
産前産後の審判出席
妊娠中であれば、審判の出席までは強要されないと思っていましたが、とんでもありません。
反論書面で一番に母子手帳や切迫流産の診断書を送付したにも関わらず審判は続きました。本当に生きた心地がしない日々でした。
産前産後も審判は続き、
私が切迫早産のため緊急入院になっても、夫は主張を取り下げませんでした。
しかし、審判の場では「復縁したい」などと発言していたようです。
離婚したいのか復縁したいのか、ここでも夫は支離滅裂。
産後、私は一日も休むことなく長子の世話をし、裁判所の家庭訪問にも応じました。
産褥期に、です。
これで夫の仕打ちを許せる人がいるなら、もはや神様だと思います。
私の気持ちは、一日も早く子供たちと安心して暮らしたい、離婚して早く子供たちと私だけの家族を作りたい。それだけでした。
夫は、復縁したいと言い出したり、離婚だけ早くしろと言ったり、子供を愛してると言いながら養育費や婚姻費用を減額しようとしてきたり(そもそも現在も第二子の婚姻費用は支払われていません)人間の駄目な部分が全て詰まったような主張ばかり繰り返していました。
審判から一年後の離婚調停
審判申し立てから一年が経ち、調停に格下げされ、正式に監護権は私と認められました。
やっとこれから離婚の調停を申し立てます。
夫は、身体的暴力を振るわけではなかったため、上記のような非人道的な振る舞いも、軽く扱われるようです。
モラハラは証拠がないと認められません。
証拠があったとしても、受けた苦痛は、文面だけでは伝わらないし、診断書を書いてもらったとしても軽く扱われます。
これから、子供二人と共に新しいスタートを切る予定ですが、モラハラ夫との決別はまだ先になりそうです。モラハラは世間体を気にし、外面が非常にいいです。
暴言を吐かれた証拠は確実に残しておきましょう。
第二子を妊娠中に身勝手な離婚を言い出した上に一方的に子供を取り上げようとするモラ。「救い出す」というのも自分は正しい、相手は悪と思うモラにありがちな主張ですね。誰も助けを求めてないのにね。
はやくお子さんと落ち着いた生活がスタートできるといいですね。
コメント