幸せになるために、私は、あなたと離婚したいのです。

モラハラ夫との調停離婚

モラ夫は要らない

すの子さんの投稿

乳児を連れてDV夫から逃げた。

10年前の夏、同窓会に出席すると夫が家を空けた隙に荷物をまとめ、まだ乳児であった我が子と共に、郷里へと逃避した私。約2か月後の秋に調停離婚が成立しました。

主な理由はモラルハラスメント。
夫は心因性の体調不良を理由に働かず、かといって治療を受けようともせず、家事の一切に手を付けず、子にも構わず。

ぼろぼろになっていた私が愚痴のつもりで書き込んだとある掲示板で、「それはDVだよ、あなたは悪くない」と指摘してくださった方のおかげで、私は自分の被害に気付くことができました。

離婚の意思は伝えていた。

弁護士の手配など、準備は春ごろから進め、離婚したいという気持ちは何度も伝えていましたが、夫にとっては「突然の出奔」に思えたようです。

「全ての連絡は弁護士を通すように」という申し伝えが法律事務所から渡されたにも関わらず、実家には夫からの電話が何度もかかってきていました。

受話した両親が「弁護士を通してくれ」と願い出ると、今度は法律事務所に「妻はどこにいるのか」と連絡が行ったのだとか。

「居場所を知らせられるような関係性であれば、このような事態にならなかったのでは」と担当弁護士さんが返答したところ、諦めたようですが……。

事態を理解しない夫。

調停当日、裁判所のロビーで弁護士さんと2人、控室に案内されるのを待っていたところ、こちらに誰かが近づいてくるのを感じました。

「こんにちは」

なんと、そこにいるのは満面の笑みを湛えた夫の姿が。
私が青ざめたことに気づいた弁護士さんが、すぐに夫から引き離してくれましたが、比喩ではなく、その場で倒れそうになりました。

弁護士さん曰く、「離婚調停なのに相手方に笑顔で話しかけてくるなんて……あんなに事態を理解できていない人、初めてです。接触の可能性をもっと考慮すべきでしたね。申し訳ありません」と。

(ちなみに夫は私より15歳年上。「言動があまりにも幼いもので、もっと若いのかと錯覚をしていました。生年月日をお伺いしていたはずなのに」と弁護士さん)

始まった調停離婚。

そして離婚調停が開始。
モラルハラスメントなどについては、予想通り知らぬ存ぜぬ覚えておらぬで通していた夫。

調停員も「あなたの考え過ぎなんじゃないの?どこの夫婦でもあることじゃない?」といった調子。
飯の味が気に食わないからとガラスの灰皿を投げられたり、熱を出したら「使えねえな!出てけ!」と叩き出されて野宿を余儀なくされるなど、どこの夫婦でもあることだとは思えませんが。

ですが、私には幸運にも「いざとなったらモラハラなどを受けていたことを証言する」と申し出てくれていた知人もいたため、こちらは「あれだけのことをしておきながら、記憶に留めておけない人と生活することはできない。離婚する気に変わりはない」で通し続けました。

モラ夫と調停員の言葉に唖然。

すると何度目かで「酷いことをしてしまった、反省している」とあっさり非を認めた夫。
そして「愛されている自身が持てないから、つい試し行為として暴力を奮ったり、暴言を吐いてしまう。そんな自分をケアしてほしい」と・・・。

いや、だから専門機関行けって何度も私は言ってたじゃん!素人である配偶者にさせることじゃないでしょうに!!

唖然としていた私に、
「反省しているっていうし、やり直したらどう?ご主人、今の状態じゃあ働くのは無理だろうし、慰藉料はおろか、養育費だって請求できないわよ。だったらあなたが働いて家計を支えて、旦那さんが元気になるまで寄り添ってあげるのが一番平和だと思うの。暴言って言っても、心の病気のせいだと思えば耐えられるんじゃない?」
という調停員の言葉でさらに唖然。

それ、「奴隷兼サンドバッグに戻りなさい」という話ですよね……?私、それが耐えられないから離婚申し立てをしたわけだし、繰り返すけど、心のケアは専門家に任せるべき話。

「調停員は法律のプロではないし、とんでもない提案をする人もいる」とは聞いていましたが、ここまで酷いことをおっしゃる人がいるとは……。

「私にはメリットが一つもないし、離婚の意思は変わりません。先方がご納得なさらないなら裁判になっても構いません」の一点張りを貫き、どうにかその日のうちに離婚を成立させることができました。

調停離婚を終えて。

調停離婚は長引くことが多いと聞いておりましたし、私のようなケースは多数ではないのかもしれません。

夫は私のことを「15歳も年下で世間知らずだから簡単に言いくるめられる」と見くびっており、また「知らぬ存ぜぬを通しなさい」という母親の入れ知恵を通りにすればどうにかなると踏んでいたようで。(数年後、夫とは絶縁状態である共通の知人から聞きました)

先方の詰めの甘さに救われた、といったところでしょうか。弁護士も雇っていませんでしたし。

「自分の加害は認めるが、慰藉料や養育費を請求するなら離婚には応じない」というめちゃくちゃな夫の条件を飲んでしまった私ですが、「養育費は子どもの権利なのだし、先方が無職だろうがそこはきっちり詰めるべきだったのでは!?」なんて頭をよぎる瞬間もあります。(もう関わりたくないので、今さら何もしませんが)


これから離婚準備を進める方が、ご本人やご家族にとって、一番納得の行く選択ができますよう、心からお祈りいたしております。

えに
えに

お疲れさまでした!

「慰藉料や養育費を請求するなら離婚に応じない」とは驚きの主張です。

子どもの生活のために必要な養育費。その養育費を払う側の気持ちで決められてしまうのが現状なのです。

カサンドラ
カサンドラ

それにしても、やっぱり離婚しておきながら、養育費を支払わないなんて主張が調停の場で通ってしまうのはおかしいなぁ・・・。親としても、未来を創る子どもを健やかに育てる社会的なルールが出来てないよねぇ。

誰だって、暴力振るう嫌な奴となんか関わり続けたくないよね。
それでも子どもの親には違いないのに。どうして公然と自分の子どもを経済的に虐待(ネグレクト)することが許されるんだろうね?

えに
えに

すの子さんの言葉にあるように「一番納得の行く選択」が離婚において必要だと思います。

家族構成や生活環境によって必要とする内容が変わってきます。

その内容を精査し「納得」に少しでも近づけるよう離婚に臨んでほしいと思います。

コメント

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